WordPressで公開前のサイトを検索エンジンに表示しない設定|表示設定のチェックと外し忘れを防ぐ確かめ方
WordPressの表示設定で、作りかけのサイトを検索エンジンに出さないよう求めるチェックの働きと、公開したら外す手順を、公式の資料をもとに解説します。外し忘れの確かめ方と、robots.txtの注意も紹介します。
目次
この記事でわかること
- 表示設定の「検索エンジンでの表示」のチェックが、何をするか
- 作りかけの間はチェックを入れ、公開したら外す手順
- 外し忘れていないかの確かめ方
- robots.txtで止めると逆効果になるつまずき
WordPressでサイトを作り始めるとき、作りかけのページが検索に出ないようにする設定があります。便利な一方で、公開した後にチェックを外し忘れると、いつまでたっても検索に出てこない原因になります。この記事では、この設定の働きと、入れる時期・外す時期をまとめます。
もとにしたのは、WordPress.orgの公式の資料(表示設定の画面)と、Google検索セントラルの資料(noindexでインデックスに載せない方法)で、2026年11月1日に原文を読みました。手元にWordPressを動かせる環境がないため、管理画面を操作して確かめてはいません。画面の文言は働きで説明します。
先に結論: 公開前だけチェックを入れ、公開したらすぐ外して確かめる
作りかけの間だけ、表示設定にある、検索エンジンにインデックスしないよう求めるチェックを入れ、公開したら外します。 外した後は、ページのソースや検索の管理の道具で、noindexが消えたかを確かめます。
| 状態 | チェック | 検索エンジンへの働き |
|---|---|---|
| 作りかけ | 入れる | 載せないよう頼む(noindex) |
| 公開した | 外す | ふつうに載せてよい |
| 一部のページだけ隠したい | この設定ではない | ページごとの方法を使う |
表示設定のチェックで起きること
WordPress.orgの資料によると、表示設定の画面のこのチェックを入れると、検索エンジンにサイトをインデックスしないよう頼むことになります。バージョン5.3からは、ページの頭の部分(head)に、robotsのmetaの「noindex,nofollow」が書き出されます。
あわせて、更新を知らせるサービス(ping)への通知も止まります。ふつうの訪問者は、そのままサイトを見られます。
資料には、この設定はサイトへのアクセスを止めるものではなく、頼みに従うかどうかは検索エンジンしだいだ、という注意も書かれています。
noindexのしくみ(Googleの資料から)
Googleの資料では、noindexはmetaのタグかHTTPのヘッダーで伝える決まりで、Googleのクローラーがそれを見つけると、ほかのサイトからリンクされていても、そのページを検索結果から外すとしています。
ただし、noindexが効くには、検索エンジンがそのページを読めることが前提です。robots.txtでページを止めていると、クローラーはnoindexを見られず、ほかのページからのリンクを通して検索結果に出ることがある、とGoogleの資料は注意しています。
手順1: 作りかけの間はチェックを入れる
- 表示設定の画面を開く: 管理画面のメニューの設定から、表示設定の画面を開きます
- チェックを入れる: 検索エンジンでの表示の欄にある、インデックスしないよう求めるチェックを入れます
- 保存する: 変更を保存するボタンを押します。資料では、保存すると画面の上に設定を保存したことの知らせが出るとしています
手順2: 公開したらチェックを外して確かめる
- チェックを外して保存する: 同じ画面でチェックを外し、変更を保存します
- ページのソースを見る: トップページを開いてソースを表示し、robotsのmetaにnoindexが残っていないかを探します
- 検索の管理の道具で見る: Googleの資料では、URL検査ツールでGoogleが受け取ったHTMLを見られ、Search Consoleのページのインデックス登録のレポートで、noindexが見つかったページを追えるとしています
- もう一度見に来るよう頼む: 早く反映させたいときは、URL検査ツールから、ページをもう一度見に来るよう頼めます
自分で直すか、相談するかの判断
目安は、「サイト全体を隠したいのか、一部のページだけを隠したいのか」です。作りかけのサイト全体を検索に出したくないだけなら、このチェックで足ります。
一部のページだけを隠したい、パスワードで見られないようにしたい、robots.txtの書き方が分からない、という場合は、使っているサーバー会社の案内を確かめるか、サイトを作った人に相談します。検索の結果からすぐ消したいときは、Googleの資料が案内している削除の手続きを使う方法もあります。
つまずきやすいところ
- チェックだけで中身を隠せると思う: このチェックは検索エンジンへの頼みで、URLを知っている人はページを見られます。人に見せたくない内容は、公開前に置かないか、別の方法で守ります
- robots.txtでも止めてしまう: robots.txtで止めると、検索エンジンがnoindexを読めず、外した後も効きが分かりにくくなります。noindexを使うなら、ページは読める状態にしておきます
- 外してすぐ検索に出ると思う: Googleの資料では、ページによっては見に来るまで何か月もかかることがあるとしています
- URLの形を後から変える: 公開の前に決めておきたい設定のひとつです。決め方は、WordPressのパーマリンク設定を決める・変える前に確かめることで紹介しています
- 公開の前の準備がほかにもある: プライバシーポリシーのページの用意は、WordPressでプライバシーポリシーのページを作って設定する方法にまとめています。初めから順に整える流れは、WordPressブログの始め方で紹介しています
まとめ
- 表示設定のチェックは、検索エンジンに「載せないでほしい」と頼む設定で、アクセスは止めません
- 作りかけの間だけ入れ、公開したらすぐ外します
- 外した後は、ページのソースやURL検査ツールで、noindexが消えたかを確かめます
- robots.txtで止めると、noindexが読まれなくなるので、両方を重ねて使いません
よくある質問
チェックを入れれば、ほかの人にはサイトが見えなくなりますか?
見えなくはなりません。WordPress.orgの資料では、この設定はサイトへのアクセスを止めるものではなく、ふつうの訪問者はそのまま見られるとしています。検索エンジンに対して「載せないでほしい」と頼むだけの設定です。
チェックを入れておけば、検索結果に絶対に出ませんか?
絶対ではありません。WordPress.orgの資料では、その頼みに従うかどうかは検索エンジンしだいだとしています。Googleの資料でも、noindexの決まりの受け取り方は検索エンジンによって違うことがあるとしています。
チェックを外したのに、検索結果になかなか出ないのはなぜですか?
Googleの資料では、検索エンジンがページを見に来て初めて、noindexが外れたことに気づくとしています。ページによっては、見に来るまで何か月もかかることがあります。URL検査ツールで、もう一度見に来るよう頼むこともできます。
robots.txtで検索エンジンを止めれば、もっと確実ですか?
Googleの資料では、noindexを効かせるには、ページをrobots.txtで止めてはいけないとしています。止めると検索エンジンがnoindexを見られず、ほかのページからのリンクで検索結果に出ることがあるためです。
チェックを入れると、ほかに変わることはありますか?
WordPress.orgの資料では、更新を知らせるサービス(ping)への通知も止まるとしています。投稿の設定の画面にある更新情報サービスの欄も、隠れて案内の文に変わります。