この記事でわかること

  • WordPressのパーマリンク設定で選べるURLの形と、その例
  • カスタム構造で使える構造タグと、最後に置くタグ
  • カテゴリーベース・タグベースと、保存したときに出る表示の意味
  • 記事を公開した後にパーマリンクを変える前に確かめること

パーマリンクは、投稿や固定ページ、カテゴリーの一覧などに付くURLの形です。WordPressの管理画面の「設定」→「パーマリンク」で決めます。この記事では、選べる形と、決めるとき・変えるときに確かめることを整理します。

根拠にしたのは、WordPress.orgの公式の資料「Settings Permalinks Screen」と「Customize permalinks」の2つです。原文は2026年10月30日に確認しました。手元にWordPressの環境を用意していないため、設定の画面を操作して試した結果は載せていません。特定のテーマやプラグインは勧めません。

結論: 公開する前に決め、公開した後はできるだけ変えない

まとめると、パーマリンクの形は記事を公開し始める前に決め、公開した後は変えずに使い続けるのが基本です。 公式の資料では、パーマリンクは変わらないURLで、変えるべきではないものとしています。

変える場合は、そのURLがどこで使われているかを先に確かめ、変えた後に記事が表示されるかを確かめます。

パーマリンクとは

公式の資料では、パーマリンクを、投稿・固定ページ・カテゴリーなどの一覧ページに付く、変わらないURLと説明しています。

このURLは、サイトの外でも使われます。ほかの人がブログから記事にリンクするとき、SNSで記事を共有するとき、Googleが記事を検索結果に登録するとき、メールで記事を知らせるときに、パーマリンクが使われると書かれています。

設定の画面で選べる形

「設定」→「パーマリンク」の画面では、次の6つから選びます。URLの例は、公式の資料の例のうち、ドメインより後ろの部分です。

選択肢 URLの例
基本 /?p=123
日付と投稿名 /2008/03/31/sample-post/
月と投稿名 /2008/03/sample-post/
数字ベース /archives/123
投稿名 /sample-post
カスタム構造 構造タグで自分で決める

「基本」は、データベースの中の番号だけを使う形です。公式の資料では、どのサーバーでも動く一方で、人にとって分かりやすくなく、検索エンジン向けにも整っていないとしています。言葉の入ったURLは、中身が想像しやすく、人にも検索エンジンにも分かりやすいとされています。

インストールした直後にどれが選ばれているかは、2つの資料で書き方が違います。自分のサイトの画面で、今どれが選ばれているかを確かめてから決めます。

カスタム構造と構造タグ

カスタム構造の欄には、構造タグを組み合わせて書きます。たとえば、年・月・日・投稿名を並べるなら、/%year%/%monthnum%/%day%/%postname%/ です。主な構造タグは次のとおりです。

  • %year%・%monthnum%・%day%: 投稿した年・月・日
  • %postname%: 投稿のスラッグ。タイトルから記号などを除いた形で、投稿の編集画面で変えられます
  • %post_id%: 投稿ごとの番号
  • %category%: カテゴリーのスラッグ。子カテゴリーは階層のように並びます
  • %author%: 投稿者の名前を整えた形

公式の資料では、欄にサイトのURLは書かず、構造タグかその組み合わせだけを使うとしています。また、それぞれのURLが1つの投稿を指せるように、最後は%post_id%か%postname%で終えるとしています。

%category%を使う場合、1つの投稿に複数のカテゴリーを付けると、URLに出るのは1つだけです。どれが出るかは、カテゴリーの名前のアルファベット順で決まると書かれています。

カテゴリーベースとタグベース

同じ画面の「オプション」では、カテゴリーとタグの一覧ページのURLの前に付く言葉(カテゴリーベース・タグベース)を変えられます。何も入れなければ、それぞれ「category」と「tag」が使われます。

公式の資料では、この言葉は変えられるが、URLから取り除くことはできないとしています。

保存したときの表示

選んだら、画面の下の「変更を保存」を押します。押さないと、新しい設定は使われません。

公式の資料では、保存した後の表示は、サーバーの.htaccessというファイルに書き込めるかで2通りに分かれるとしています。

  • 書き込める場合: 「パーマリンク構造を更新しました」という内容の表示が出て、WordPressが必要なことを済ませます
  • 書き込めない場合: 「.htaccessを更新してください」という内容の表示が出て、画面の下に.htaccessに入れる書き換えの規則が出ます

パーマリンクの画面を開くだけで、URLの書き換えの規則が作り直されるとも書かれています。規則を作り直すためだけに保存し直す必要はありません。

言葉の入ったURLが動くには、サーバー側の設定も要ります。公式の資料では、サーバー会社が必要な設定をしているはずで、そうでない場合はサーバー会社に問い合わせるとしています。

手順: パーマリンクを変える前に確かめる

記事を公開した後に設定を変える場合の確かめ方です。公式の資料の説明をもとに整理しました。

  1. 今の設定を控える: 画面で選ばれている形と、カスタム構造の欄の中身を書き写しておきます
  2. URLが使われている所を洗い出す: 自分のサイトの中のリンク、SNSで共有したURL、ほかのサイトからのリンク、メールで送ったURLなど、今のURLが使われている所を確かめます
  3. 新しい形を決める: カスタム構造なら、サイトのURLを書かず、最後を%post_id%か%postname%で終えます
  4. 保存して表示を確かめる: 「変更を保存」を押し、上に出た表示を読みます。.htaccessの更新を求められたら、その対応を先に済ませます
  5. 記事を開いて確かめる: 投稿・固定ページ・カテゴリーの一覧を、新しいURLで開けるか確かめます

自分で直すか、相談するかの判断

目安は、「サーバーのファイルを自分で触らずに、設定の画面だけで済むか」です。保存したときに「パーマリンク構造を更新しました」と出て、記事も開けるなら、画面の操作だけで済んでいます。

.htaccessの更新を求められた、保存した後に記事が表示されなくなった、といった場合は、サーバー側の作業が要ります。.htaccessを自分で直すのが不安なときは、使っているサーバー会社の案内やサポートで確かめてから進めます。

つまずきやすいところ

  • 公開した後に気軽に形を変える: 公式の資料は、パーマリンクを変えるべきではないものとしています。変えるなら、上の手順で使われている所を先に確かめます。ブログを始めるときの設定の順番は、WordPressブログの始め方で紹介しています
  • カスタム構造にサイトのURLまで書く: 欄には構造タグだけを書きます
  • 最後を%category%や日付で終える: 1つの投稿を指せるように、最後は%post_id%か%postname%にします
  • 投稿と固定ページの使い分けを後回しにする: 何を投稿で、何を固定ページで作るかは、URLの形を決めるときに一緒に考えておくと迷いません。投稿と固定ページの違いは、WordPressの投稿と固定ページの違いと使い分けにまとめています
  • サーバーを移した後に記事が開けない: 移転の後に、パーマリンクの設定をし直す必要が出ることがあります。移転の確認の順番は、WordPressのサイトを別のサーバーへ移転する前の確認で紹介しています

まとめ

  • パーマリンクは、投稿や固定ページなどに付く、変わらないものとされるURLです
  • 形は「設定」→「パーマリンク」の6つから選び、記事を公開する前に決めます
  • カスタム構造は構造タグだけで書き、最後を%post_id%か%postname%で終えます
  • 保存した後の表示を読み、.htaccessの更新を求められたら対応してから、記事を開いて確かめます