この記事でわかること

  • 設定のプライバシーの画面で、プライバシーポリシーのページを作る・選ぶ手順
  • ページが表示される場所と、サイトのすべてのページからリンクを張る方法
  • 個人データの書き出しと消去の画面でできること
  • 自分で進めるか、相談するかの目安

ブログやお店のサイトを作り始めたけれど、プライバシーポリシーのページをどこで作って、どう設定すればよいか分からない。そんなときに、WordPressに用意されている画面の使い方を、この記事で順番に整理します。

根拠は、WordPress.orgが公開している3つの説明のページ(設定のプライバシーの画面、ツールの個人データの書き出しと消去の画面)で、2026年10月31日に原文に当たりました。手元にWordPressの試し用の環境がないため、これらの画面は試していません。ポリシーに書く文の中身は、法律の判断を伴うため扱いません。特定のテーマやプラグインを勧めることもしません。

先に結論: 設定の画面でページを決め、中身を書いて、すべてのページから辿れるようにする

設定のプライバシーの画面でページを新しく作るか既存のページを選び、中身を自分のサイトに合わせて書いて公開し、すべてのページからリンクを張ります。

順番 すること
1 設定のプライバシーの画面でページを作るか選ぶ
2 ひな形の中身を自分のサイトに合わせて書き直す
3 公開して、フッターなどからリンクを張る
4 書き出しと消去の依頼の受け方を確かめる

設定のプライバシーの画面でできること

公式の資料では、WordPress 4.9.6でプライバシーの設定の機能が入ったとしています。管理者は、新しいページを作るか、既存のページを指定して、サイトのプライバシーポリシーのページにできます。

新しく作ったページには、プライバシーポリシーを書くための助けや提案が入ります。ただし、それを正しく使い、必要な情報を書き、正確で新しい状態に保つのはサイトの運営者の責任だと、資料ではっきり書かれています。

手順: プライバシーポリシーのページを設定する

公式の資料の流れをもとに、順番を整理しました。

  1. 画面を開く: 管理画面の「設定」から「プライバシー」を選びます
  2. ページを決める: 新しいページを作るボタンを押すか、使いたい既存のページを一覧から選んで、そのページを使うボタンを押します
  3. 中身を書く: 新しく作った場合は、プライバシーポリシーという題のひな形のページが開くので、中身を直して公開します
  4. 書き方の手引きを読む: 迷ったら、画面にある手引きへのリンクから、どんな内容を入れるとよいかの提案を確かめます

このページは、日付の順に並ぶ投稿ではなく、固定ページとして作られます。

ページが表示される場所とリンク

公式の資料では、プライバシーポリシーのページは、ログインと登録のページの下にリンクとして表示されるとしています。

一方で、サイトのすべてのページからプライバシーポリシーのページへリンクを張るのは、運営者の役目だとされています。資料では、テーマのTwenty Seventeenが、ページの下にこのページへのリンクを加える例を挙げています。使っているテーマが自動で出さない場合は、フッターのメニューなどに自分で加えます。

個人データの書き出しと消去の画面

プライバシーに関わる画面は、設定のほかにツールのメニューにもあります。どちらもWordPress 4.9.6で入った機能です。

  • 個人データの書き出し: 利用者の依頼に応じて、サイトにあるその人の個人データをzip形式のファイルにまとめます。依頼はメールで本人に確かめてから進みます
  • 個人データの消去: 確かめた依頼に応じて、その人の個人データを消します。消したデータはデータベースから完全に消え、確定した後は元に戻せません

資料では、どちらの道具も、WordPressと対応するプラグインのデータだけを集めるため、依頼に応えるにはそれ以上の対応が要る場合があるとしています。消去の道具は、バックアップや保管用のファイルからはデータを消しません。

自分で進めるか、相談するかの判断

目安は、「画面の操作」と「ポリシーの中身」を分けて考えることです。ページを作る・選ぶ・リンクを張る作業は、管理画面の中で進められます。

一方、ポリシーにどの情報をどう書くかは、集める情報や使うサービスによって変わります。問い合わせのフォームやアクセス解析、広告を使っている場合は特に、必要に応じて専門家に相談します。個人データの消去の依頼に応える流れは、バックアップの扱いも含めて、サーバーの管理者と決めておきます。

つまずきやすいところ

  • ひな形のまま公開する: 新しいページの中身は書き方の提案です。自分のサイトで集めている情報に合わせて書き直します
  • どこからもリンクしていない: 作っただけでは、ログインと登録のページ以外から見つけにくいままです。フッターに項目を加える方法は、WordPressでサイトのメニューの作り方で紹介しています
  • 投稿として作ってしまう: プライバシーポリシーは、いつ読んでも当てはまる内容です。投稿との違いは、WordPressの投稿と固定ページの違いと使い分けにまとめています
  • コメントで集める情報を書き漏らす: コメントを受け付けているなら、その設定も見直します。見直し方は、WordPressのコメント設定の見直し方で紹介しています

まとめ

  • 設定のプライバシーの画面で、ページを新しく作るか既存のページを選びます
  • ひな形の中身は提案なので、自分のサイトに合わせて書き直して公開します
  • ログインと登録のページ以外からのリンクは、自分で張ります
  • 個人データの書き出しと消去は、ツールのメニューの画面で行います