この記事でわかること

  • テーマの種類によって、メニューを作る場所が違うこと
  • ナビゲーションブロックで、固定ページやリンクをメニューに並べる手順
  • サブメニューの作り方と、並べ替え・削除のしかた
  • 従来のテーマで使う「外観」→「メニュー」画面の手順

WordPressで会社案内やお問い合わせの固定ページを作ったら、次は訪れた人がそのページへたどり着けるように、サイトの上のメニューに並べます。ところが、解説を見ながら「外観」の中を探しても、「メニュー」の画面が見つからないことがあります。今のWordPressでは、使っているテーマの種類によって、メニューを作る場所が違うためです。この記事では、2つの作り方を、手順に沿って整理します。

もとにしたのは、WordPress.orgの公式の資料(ナビゲーションブロックの資料は2026年9月27日にWordPress 7.1に合わせて書き直されたもの)で、2026年10月27日に原文を読みました。画面の日本語の表示名は、WordPressの公式の日本語の訳と照らし合わせています。WordPressを動かして試したわけではないので、使っているテーマや版によって、画面の並びが違うことがあります。

先に結論: ブロックテーマならナビゲーションブロックで作る

先に結論を書くと、ブロックテーマを使っているなら、メニューはナビゲーションブロックで作り、項目はブロックとして足したり並べ替えたりします。 従来のテーマなら、「外観」→「メニュー」の画面を使います。ナビゲーションブロックでよく使う操作は、次のとおりです。

やりたいこと 操作
固定ページを並べる 「ページを追加」
新しいページを足す 「ページを作成」
外のサイトへのリンク カスタムリンク
項目の下に項目 「サブメニューを追加」
順番を変える 「上に移動」「下に移動」
メニューの名前を変える 「メニュー名」

メニューとナビゲーションブロックの関係

メニューは、訪れた人がサイトの中を移動するのを助ける部分です。公式の資料では、テーマによって、ふつうはメニューが1つあり、2つ目のメニューやページの下の方のメニューを使えるテーマもあるとしています。訪れた人を迷わせないよう、メニューは簡単にしておくことがとても大事だとも書かれています。

WordPress 5.9までは、どのサイトにも「外観」→「メニュー」の画面がありました。公式の資料では、6.0以降でブロックテーマを使うときは、メニューをナビゲーションブロックで管理するとしています。ナビゲーションブロックでは、メニューの1つ1つの項目もブロックです。ふつうのブロックと同じように、ツールバーや設定のサイドバーで操作します。

最初に表示される「固定ページリスト」

メニューがまだ無いときにナビゲーションブロックを入れると、最初は「固定ページリスト」のブロックが入ります。公式の資料によると、このブロックは公開した固定ページを自動で表示し、新しく公開した固定ページもメニューに足していきます。

項目を足す・消す・並べ替えるときは、先に「編集」を選びます。すると、固定ページリストが、1つずつの固定ページのリンクのブロックに変わります。変えた後は、新しく公開した固定ページは、メニューに自動では足されません。固定ページを増やすたびに、メニューにも足す手間がかかる点に注意します。

手順: ナビゲーションブロックで項目を並べる

公式の資料の手順をまとめると、次のようになります。

  1. ブロックを入れる: 「ブロックを追加」のボタンから「ナビゲーション」を選びます。新しい段落で「/navigation」と打って入れることもできます
  2. 編集に切り替える: ナビゲーションブロックを選び、メニューの項目をクリックして固定ページリストを選んだら、ツールバーの「編集」を押し、出てきた画面でも「編集」を押します
  3. 固定ページを足す: 「ページを追加」を押し、固定ページの名前の一部を入れて選びます
  4. 並べ替える: 動かしたい項目を選び、ツールバーの「上に移動」か「下に移動」を押します。設定のサイドバーの「リスト表示」で、ドラッグして動かすこともできます

まだ作っていないページを、メニューを作りながら用意することもできます。「ページを追加」から「ページを作成」を選び、ページの名前を入れて作ります。中身は後から書けます。

サブメニューとリンクの追加

項目の下にもう1段の項目を並べるときは、親にしたい項目を選び、ツールバーの「サブメニューを追加」を押して、固定ページを選ぶかURLを入れます。リスト表示で、ある項目を別の項目の下へ、少し右にずらしてドラッグしても、サブメニューにできます。

ほかのサイトへのリンクを入れるときは、「ページを追加」を押した後に「ブロックを追加」を選び、カスタムリンクのブロックでURLを入れてEnterキーを押します。項目を消すときは、ふつうのブロックと同じく、ツールバーの「オプション」から「削除」を選びます。

公式の資料では、サブメニューを開く方法を、項目にポインターを合わせたとき(ホバー)か、クリックしたときかから選べるとしています。スマートフォンなどの小さい画面では、メニューをアイコンにまとめて表示することもできます。

従来のテーマの「外観」→「メニュー」画面

従来のテーマを使っているときは、管理画面の「外観」→「メニュー」で作ります。公式の資料の手順は、次のとおりです。

  1. メニューを作る: 「新しいメニューを作成しましょう」のリンクを押し、「メニュー名」を入れて「メニューを作成」を押します
  2. 項目を足す: 固定ページの欄で「すべて表示」を押し、足したいページにチェックを入れて「メニューに追加」を押します
  3. 階層を付ける: 子にしたい項目を、親の項目の下で少し右へドラッグします
  4. 表示する場所を選ぶ: 画面の下の「メニュー設定」で、メニューを出す場所のチェックを入れます
  5. 保存する: 「メニューを保存」を押します

公式の資料によると、テーマがこの種類のメニューに対応していない場合は、ウィジェットの画面からメニューを置くことになります。

メニューを消すときの注意

ナビゲーションブロックの設定には、「メニュー名」を変える、「メニューを削除」する、「メニューの管理」で使っているメニューを見る、といった操作があります。公式の資料では、メニューを削除しても、メニューからリンクしている固定ページや投稿などのコンテンツは削除されないとしています。

自分で直すか、相談するかの判断

判断の目安は、「管理画面の『外観』の中に『メニュー』があるか」です。あれば従来の画面の手順で、無ければナビゲーションブロックの手順で、自分で項目を並べられます。

テーマを切り替える予定がある場合や、ヘッダーのデザインそのものを作り直したい場合は、メニューの作り方も変わることがあります。サイトを作った人や、テーマを選んだ人と相談してから進めます。

つまずきやすいところ

  • 「編集」の後に新しいページが出ない: 固定ページリストを個別の項目に変えた後は、新しく公開した固定ページは自動では足されません。「ページを追加」から足します
  • 「メニュー」の画面を探し続ける: ブロックテーマでは、メニューはナビゲーションブロックで作ります
  • 保存を忘れる: 従来の画面では、項目を足したり消したりした後に「メニューを保存」を押します
  • 項目を増やしすぎる: 公式の資料でも、訪れた人を迷わせないよう、メニューは簡単にしておくことを大事だとしています
  • 投稿と固定ページの使い分けを決めていない: メニューに並べるのは、ふつうは会社案内などの固定ページです。違いは、WordPressの投稿と固定ページの違いと使い分けで紹介しています。記事の分け方は、WordPressのカテゴリーとタグの違いと使い分けが参考になります
  • 同じ案内をページごとに貼る: メニューとは別に、どのページにも同じ案内の文を入れたいときは、WordPressの同期パターンで同じブロックを使い回す方法が使えます

まとめ

  • ブロックテーマではナビゲーションブロック、従来のテーマでは「外観」→「メニュー」画面でメニューを作ります
  • 最初の固定ページリストは、「編集」で個別の項目に変えると、新しいページが自動で足されなくなります
  • 項目は「ページを追加」で足し、「サブメニューを追加」や「上に移動」「下に移動」で形を整えます
  • メニューを削除しても、リンク先の固定ページや投稿は消えません