この記事でわかること

  • WordPressのメディアライブラリでできることと、グリッドとリストの2つの表示
  • 種類・日付・言葉で画像を探して、代替テキストなどの情報を直す方法
  • 使っていないと思う画像を、確かめてから消すときの注意
  • メディア設定の画像サイズ(サムネイル・中・大)と、年月ごとのフォルダー

ブログを続けていると、記事に入れた写真や図が増えて、どれをどの記事で使ったのかが分からなくなります。この記事では、WordPressの管理画面のメディアライブラリで画像を探して直し、整理する方法と、画像の大きさを決めるメディア設定を、WordPress.orgの資料に沿って紹介します。

もとにした資料は、WordPress.orgのドキュメント(メディアライブラリ・メディアの編集・メディア設定・メディアの追加の画面の説明)と、管理画面の日本語の表示名を確かめるためのWordPressの公式の翻訳で、どれも2026年10月25日に取得して確かめました。特定のプラグインやサーバー会社はすすめません。

先に結論: 「メディア」→「ライブラリ」で探して直し、消す前に使われている所を確かめる

先に結論を書くと、画像は管理画面の「メディア」→「ライブラリ」で種類・日付・言葉で絞り込んで探し、情報は「添付ファイルの詳細」で直し、消す前にどの記事で使っているかを確かめます。画像の大きさは「設定」→「メディア」で決めます。 やりたいことと見る所は、次の表のとおりです。

やりたいこと 見る所
画像を探す 種類・日付・検索
情報を直す 添付ファイルの詳細
使った記事を見る アップロード先
画像を消す 完全に削除する
大きさを決める メディア設定

メディアライブラリでできること

WordPress.orgの資料では、メディアは、サイトにアップロードして使う画像・動画・音声・ファイルのことだとしています。メディアライブラリの画面では、アップロードしたメディアを見る・直す・消すことができ、目当てのメディアを探すための検索と絞り込みもあります。

画面を開くには、管理画面の左のメニューで「メディア」→「ライブラリ」を選びます。記事とは別に先にメディアだけをアップロードしたいときは、「メディア」→「メディアファイルを追加」の画面を使います。この画面の下には、サーバー会社が決めたアップロードできるファイルの大きさの上限が表示されます。

グリッドとリストの2つの表示

メディアライブラリには、画像を並べて見るグリッド表示と、表の形で見るリスト表示の2つがあり、画面の上の左にあるアイコンで切り替えます。

  • グリッド表示: 画像のサムネイルや、音声・動画のアイコンが並びます。画像を押すと「添付ファイルの詳細」が開き、その場で情報を直せます。直した内容は自動で保存されます
  • リスト表示: メディアが1行ずつ表に並び、新しくアップロードしたものが上に来ます。ファイル・アップロード先・日付などの列は、見出しを押すと並べ替えられます

画像を探す

グリッド表示の上では、メディアの種類と日付で絞り込めます。種類の一覧には、画像・音声・動画のほか、どの投稿や固定ページにも添付されていないものを出す「未添付」があります。初めは「すべてのメディア」と「すべての日付」が選ばれていて、すべてのメディアが表示されます。

右側の検索の欄に言葉を入れると、その言葉に合うメディアが表示されます。グリッド表示では、入力するたびに結果が変わります。

画像の情報を直す

「添付ファイルの詳細」の右側には、アップロードした日・アップロードした人・アップロード先・ファイル名・ファイルの種類・ファイルサイズ・画像の大きさ・代替テキスト・タイトル・キャプション・説明・ファイルのURLが並び、一部はその場で直せます。代替テキストは、アクセシビリティのための画像の説明です。書き方は、Webデザインで画像の代替テキスト(alt)を書く方法で紹介しています。

ここで注意したいのは、直した情報がどこに効くかです。WordPress.orgの資料では、メディアの編集の画面で入れた情報は、画像をページに挿入するときの初期の値に使われ、挿入した後の画像はライブラリの情報から切り離されるとしています。すでに記事に入れた画像の代替テキストを変えたいときは、記事の編集画面で、その画像ごとに直します。

使わない画像を確かめてから消す

メディアを消すには、グリッド表示で「一括選択」を押し、消すものを選んでから削除のボタンを押します。リスト表示では、一括操作は「完全に削除する」だけです。名前のとおり、消したメディアは元に戻せないものとして扱います。

消す前に確かめたいのが、その画像を使っている記事です。「アップロード先」には、その画像が添付された投稿や固定ページの題が出ますが、WordPress.orgの資料では、複数に添付されているときは最初の1つだけを表示するとしています。「未添付」についても、資料には、ほかの記事や固定ページで使われていないことまでは書かれていません。アップロード先の記事を開いたり、画像のファイル名で記事を探したりして、使われていないことを確かめてから消します。

メディア設定の画像サイズとフォルダー

管理画面の「設定」→「メディア」で開くメディア設定では、画像サイズと、ファイルアップロードの決まりを変えられます。

画像サイズは、投稿の本文に画像を挿入するときに使う、幅と高さの最大の値です。

  • サムネイルのサイズ: 幅と高さを決めます。「サムネイルを実寸法に切り抜く」にチェックを入れると、決めた大きさに切り抜きます。初期の設定は150px×150pxで、正方形に切り抜かれます
  • 中サイズ・大サイズ: 幅の上限と高さの上限を決めます

ファイルアップロードの「アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダーに整理」にチェックを入れると、アップロードした年と月ごとのフォルダーに分けて置かれます。WordPress.orgの資料の例では、2018年6月にアップロードしたファイルは wp-content/uploads/2018/06 に入ります。変えたら「変更を保存」を押します。

手順: 画像を探して直し、整理する

WordPress.orgの資料に沿って、管理画面で次の順に進めます。

  1. ライブラリを開く: 「メディア」→「ライブラリ」を開き、探しやすい方の表示(グリッドかリスト)に切り替えます
  2. 絞り込む: 種類と日付を選ぶか、検索の欄に言葉を入れて、目当ての画像を出します
  3. 情報を直す: 画像を押して「添付ファイルの詳細」を開き、代替テキストやタイトルを直します。すでに記事に入れた画像は、記事の側でも直します
  4. 使っている記事を確かめる: 消したい画像の「アップロード先」を開き、ほかの記事でも使っていないかを確かめます
  5. 消す: 使っていないと確かめた画像だけを選び、削除します
  6. 大きさを見直す: 必要なら「設定」→「メディア」で画像サイズを確かめ、「変更を保存」を押します

自分で直すか、相談するかの判断

判断の目安は、「その画像を、どの記事で使っているかを自分で確かめられるか」です。代替テキストやタイトルを直す、記事に入れていないと分かっている画像を消す、といった作業なら、上の手順で自分で進められます。

画像の数が多くて使っている所を確かめきれないときや、テーマやほかの機能が画像を使っているかもしれないときは、消す前にサイトのバックアップがあるかを確かめ、サイトを作った人やサーバー会社の案内も確かめてから進めます。表示が遅いと感じて画像を整理したいときは、先に原因を確かめます。確かめる順番は、WordPressの表示が遅いときに確かめることで紹介しています。

つまずきやすいところ

  • ライブラリで直せば記事の画像も変わると思う: 挿入した後の画像はライブラリの情報から切り離されるため、記事の中の代替テキストは記事の側で直します
  • 「未添付」だけを見て消す: 添付されていないことと、使われていないことは別です。使われている所を確かめてから消します
  • アップロード先の1件だけを見る: 複数の記事に添付されていても、表示されるのは最初の1つだけです
  • 画像の編集で元の画像が消えたと思う: WordPress.orgの資料では、画像の編集は元の画像を壊さず、「元の画像を復元」で戻せるとしています。画像の縮小は小さくする向きだけで、大きくはできません
  • 固定ページの画像を見落とす: アップロード先には、投稿だけでなく固定ページの題も出ます。消す前に、固定ページで使っていないかも確かめます。投稿と固定ページの違いは、WordPressの投稿と固定ページの違いと使い分けで紹介しています

まとめ

  • 画像は「メディア」→「ライブラリ」で、種類・日付・言葉で絞り込んで探します
  • 情報は「添付ファイルの詳細」で直せますが、挿入した後の画像は記事の側で直します
  • 消す前に、アップロード先や記事を開いて、使われていないことを確かめます
  • 画像の大きさとフォルダーの分け方は「設定」→「メディア」で決め、「変更を保存」を押します