この記事でわかること

  • レンタルサーバーと、自分で管理するサーバーの違い
  • 選ぶ前に決めておく3つのこと
  • レンタルサーバーで比べる7つの項目
  • 公式ページで確かめた例と、申し込む前の確認リスト

結論から書くと、初心者のレンタルサーバー選びで大切なのは、月額ではなく、契約期間の全体と更新の後の料金、それにバックアップとお試しの条件を、公式ページで確かめることです。

レンタルサーバーと自分で管理するサーバーの違い

このサイトは、レンタルサーバーではなく、自分で管理するサーバーで動かしています。OSの更新や、毎日のバックアップの仕組みも、自分で用意して確かめています。作り方はClaude CodeでAlmaLinuxサーバーを構築・運用する方法で紹介しました。

自分で管理すると自由に設定できますが、その分、手間と責任も増えます。レンタルサーバーは、サーバーの管理の多くを事業者が受け持つため、初めてサイトを作る人に向いています。

選ぶ前に決めておく3つのこと

  1. 作りたいサイト: WordPressのブログか、数ページの会社や店のサイトか
  2. 予算と期間: 月にいくらまでか、何年続けるつもりか
  3. 独自ドメイン: 使いたい名前が決まっているか

ドメインの名前の決め方は独自ドメインの選び方で紹介しています。

レンタルサーバーで比べる7つの項目

次の7つを、公式ページを見ながら同じ表に書き出します。

比べる項目 公式ページで見るところ
支払う合計 契約期間の全体と、更新の後の金額
契約期間 選べる期間と、期間ごとの月あたりの料金
途中の解約 前払いした分を途中で解約できるか
独自ドメイン 無料になる条件と、いくつまでか
バックアップ 自動で取るか、何日分を残すか
WordPress 申し込みと一緒に導入できるか
お試し 無料で試せる期間があるか

広告やおすすめの記事は、キャンペーンの価格を大きく書いていることがあります。比べるときは、キャンペーンの価格と、通常の価格を分けて書き出します。

料金を書き出す手順

月あたりの料金は、契約期間が長いほど安く見えることがあります。比べるときは、次の順で「実際に払う金額」に直します。

  1. 続ける予定の期間を決めます(例: まず1年、うまくいけば3年)
  2. その期間で選べる契約期間と、月あたりの料金を公式ページで見ます
  3. 月あたりの料金に月数を掛けて、最初に払う金額を出します
  4. 更新のときの料金が別に書かれていれば、それも同じように計算します
  5. 独自ドメインが無料にならない場合は、ドメインの費用も足します

2社以上を同じ手順で計算すると、広告の「月額◯円」だけでは見えなかった差が分かります。計算した金額は、申し込む日の公式ページの表示で必ず確かめ直します。

公式ページで確かめた例(2026年10月17日)

提携している2つのサービスの公式の料金ページで、仕組みを確かめた例です。金額や条件は変わるため、申し込む前に必ず公式ページで最新の内容を見てください。

エックスサーバー

  • 契約期間は3・6・12・24・36か月から選べ、初期費用はかかりません
  • 見積もりは、初めての人と契約を更新する人で分かれています
  • サーバーを契約している間、独自ドメインが無料になる特典があります。無料になる数は、プランと契約期間で変わります
  • 毎日自動でバックアップを取り、過去14日分を残します
  • 10日間の無料のお試しがあります

ConoHa WING

  • 料金の払い方は、まとめて前払いする「WINGパック」と「通常料金」の2種類です
  • 契約期間は3・6・12・24・36か月から選べ、初期費用はかかりません
  • 独自ドメインが2つ無料になる特典は、WINGパックの場合だけです
  • 自動バックアップは、全プランで無料です
  • WINGパックは、契約期間の途中で解約できません

同じ「独自ドメイン無料」でも、条件はサービスで違います。表に書き出すと、こうした違いに気づけます。

申し込む前の確認リスト

  • 契約期間の全体で、いくら払うか
  • 更新の後の料金が、いくらになるか
  • 独自ドメインが無料になる条件を満たしているか
  • バックアップが自動で取られ、何日分が残るか
  • お試しの期間があるか、途中で解約できるか
  • 困ったときの問い合わせの方法(メール・電話・チャット)と受付の時間

初めてのときは、ドメインの設定やWordPressの導入で迷うことがあります。問い合わせの方法と受付の時間は、各社のサポートのページで確かめておくと安心です。

サイトを作る流れはClaude CodeでWebサイトを作る方法で紹介しています。

迷ったときの判断のポイント

表を埋めても決められないときは、次の順で考えます。

  1. 続ける期間で月あたりの料金を比べる: 1年で試すのか、数年続けるのかで変わります
  2. お試しの期間を使う: 管理画面の分かりやすさは、お試しの期間に自分で操作して確かめます
  3. バックアップの日数を見る: 何日前まで戻せるかは、困ったときの安心につながります

よくある失敗

  • キャンペーンの価格だけを見る: 更新のときに、想定より高い料金になります
  • 長い期間をまとめて払ってから、合わないと気づく: 途中で解約できない料金の払い方もあります
  • ドメインの無料の条件を確かめない: 料金の払い方によっては、無料の対象になりません
  • バックアップの日数を確かめない: 残っている日数より前に消したデータは、元に戻せません

まとめ

  • まず、作りたいサイト・予算と期間・独自ドメインを決めます
  • 料金の総額・契約期間・途中の解約など7つの項目を、公式ページで比べます
  • キャンペーンの価格と通常の価格、初回と更新の料金を分けて見ます
  • バックアップとお試しの条件は、申し込む前に確かめます