この記事でわかること

  • ConoHa WINGとエックスサーバーの、料金の払い方の違い
  • 無料で使える期間と、独自ドメインの特典の条件
  • 自動バックアップとWordPressの機能で、差がつく点とつかない点
  • ブログ・小さな会社のサイト・ほかのサーバーからの移転で、どちらを選ぶか

先に結論を書くと、2つのサービスの違いは、料金の払い方・無料の期間の形・独自ドメインの特典の条件の3つに出ます。自動バックアップは、どちらも過去14日分なので、差がつきにくい点です。

レンタルサーバーを比べる項目の全体は初心者のレンタルサーバーの選び方にまとめました。この記事は、提携している2つのサービスに絞って比べます。金額はよく変わるため、この記事では書きません。申し込む前に、公式の料金ページで最新の金額を確かめてください。

2つのサービスの違いを一覧で見る

公式ページで確かめた内容を、短くまとめると次のようになります(2026年10月19日に確認)。

比べる点 エックスサーバー ConoHa WING
払い方 前払い 前払い・時間
契約期間 3〜36か月 3〜36か月
初期費用 なし なし
無料の期間 10日間 開始まで
ドメイン 条件あり パックのみ
自動の控え 14日分 14日分
移す機能 あり あり

次の節から、表の点を1つずつ見ていきます。

料金の払い方の違い

エックスサーバーの料金は、スタンダード・プレミアム・ビジネスの3つのプランです。契約期間は3・6・12・24・36か月から選び、契約期間の分を一括で前払いします。初期費用はかかりません。ビジネスのプランは、管理者ユーザーの設定などがある法人向けのプランです。

ConoHa WINGには、料金の払い方が2種類あります。

  • WINGパック: 3・6・12・24・36か月から期間を選び、その期間の分を一括で前払いします
  • 通常料金: 時間単位の料金で、使った分だけを払います。1か月の上限があります

どちらの払い方でも、追加の初期費用はありません。プランは、ブログやホームページ向けの3つと、ビジネス向けのプランに分かれています。

短い期間だけで始めたい場合は、時間単位で払える通常料金があるかどうかが、選ぶときの分かれ目になります。ただし、通常料金を選ぶと、次の節の独自ドメインの特典が使えません。

無料で使える期間の違い

無料の期間は、2つのサービスで形が違います。

  • エックスサーバー: 全プランに、10日間の無料のお試しがあります。ただし、公式のマニュアルでは、WordPressクイックスタートを使って申し込んだ場合、10日間の無料のお試し期間はないと案内されています
  • ConoHa WING: 申し込んだ日からサーバーと独自ドメインを使えて、契約期間が始まるまでの料金が無料です。公式ページでは、月初に申し込むと最大31日間無料と案内されています

お試しの期間で管理画面の使い方を見てから決めたい人は、エックスサーバーの10日間のお試しを、WordPressクイックスタートを使わずに申し込む方法が合います。すぐに本番のサイトを作り始めたい人は、どちらでも大きな差はありません。

独自ドメインの特典の条件

どちらにも、独自ドメインが無料になる特典があります。ただし、対象になる条件が違います。

  • エックスサーバー: サーバーを契約している間、独自ドメインが2つまで無料になります。新しく契約する場合、スタンダードプランは12か月の契約で1つ、24か月以上の契約で2つです。スタンダードプランで12か月未満の契約は、特典の対象外です
  • ConoHa WING: WINGパックの場合に、独自ドメインが2つ無料になります。料金の払い方が通常料金のときは、特典の対象外です

つまり、エックスサーバーは契約期間で、ConoHa WINGは料金の払い方で、特典が使えるかが決まります。ドメインを新しく取る予定がある人は、申し込む前に、自分の選ぶ期間と払い方で特典の対象になるかを確かめます。ドメインの選び方は独自ドメインの選び方で紹介しています。

自動バックアップとWordPressの機能

この2つは、差がつきにくい点です。

自動バックアップは、エックスサーバーでは、サーバー上のデータを毎日自動でバックアップし、Webとメールのデータ・データベースをそれぞれ過去14日分残すと案内されています。ConoHa WINGのサポートページでも、過去14日間分のバックアップを自動で取ると案内されています。

WordPressを始める機能は、どちらにもあります。エックスサーバーのWordPressクイックスタートは、申し込み・独自ドメインの取得・WordPressの設置・SSLの設定が、まとめて自動で終わります。ConoHa WINGのWordPressかんたんセットアップは、サーバー・独自ドメイン・WordPress・テーマ・SSLをまとめて設定する機能で、初めてWINGパックを申し込むときに使えます。始めるときの順番はWordPressブログの始め方で紹介しています。

ほかのサーバーからWordPressを移す機能も、どちらにもあります。エックスサーバーには「WordPress簡単移行」、ConoHa WINGには「WordPressかんたん移行」があります。

どちらを選ぶかの判断

使い道ごとに、見る点を絞ると選びやすくなります。

  • ブログを1つ始める: 独自ドメインの特典を使うなら、エックスサーバーはスタンダードプランで12か月以上、ConoHa WINGはWINGパックを選ぶことになります。決めた期間で、特典と払い方の条件が自分に合うほうを選びます
  • まず短く試したい: 申し込む前に管理画面を見たいならエックスサーバーの10日間のお試し、時間単位で払いながら使いたいならConoHa WINGの通常料金が合います
  • 小さな会社のサイト: どちらにも法人やビジネス向けのプランがあります。社内で何人が管理するか、メールを同じサーバーで使うかを先に決めてから、プランの内容を比べます
  • ほかのサーバーから移す: どちらにも移す機能があります。移す前の控えと、DNSを切り替える順番はWordPressのサイトを別のサーバーへ移転する前の確認で確かめます

AIを使ってサイトを作り、公開先を探している場合は、Claude CodeでWebサイトを作る方法も参考になります。

申し込む前に公式ページで確かめること

この記事の内容は、2026年10月19日に公式ページで確かめたものです。条件は変わることがあるため、申し込む前に、次の点を公式ページで見ておきます。

  • 選ぶプランと契約期間の、合計の金額と、更新するときの金額
  • 独自ドメインの特典が、自分の選ぶ期間と払い方で対象になるか
  • 無料の期間の条件と、使えない申し込み方があるか
  • 途中で解約したときの扱い(ConoHa WINGのWINGパックは、期間の途中で解約できないと案内されています)

つまずきやすいところ

  • キャンペーンの価格だけで比べる: 更新するときの金額が、最初の金額と違うことがあります
  • 通常料金で申し込み、ドメインの特典を受けられない: ConoHa WINGの特典は、WINGパックだけが対象です
  • 短い期間で申し込み、ドメインの特典の対象外になる: エックスサーバーのスタンダードプランは、12か月未満の契約が対象外です
  • WordPressクイックスタートで申し込み、お試しの期間がない: お試しを使いたいなら、申し込み方を先に決めます
  • 自動バックアップがあるから、控えを取らない: 残るのは過去14日分です。大きな変更の前には、自分でも控えを取ります

まとめ

  • 違いが出るのは、料金の払い方・無料の期間の形・独自ドメインの特典の条件です
  • エックスサーバーは一括の前払い、ConoHa WINGは前払いと時間単位の払い方を選べます
  • 独自ドメインの特典は、エックスサーバーは契約期間、ConoHa WINGは払い方で対象が決まります
  • 自動バックアップは、どちらも過去14日分で、差がつきにくい点です
  • 金額と条件は変わるため、申し込む前に公式ページで最新の内容を確かめます